10月
20
Posted on 20-10-2015
Filed Under (未分類) by toda

今年の春、5月の末だったか友人にアサガオの種をもらった。アサガオはアサガオでも普通のアサガオ(というのがあるのかどうか・・・)ではなく、つまり江戸伝来の朝顔市の雰囲気とは違うヤツで、その名も「崑崙朝顔」。

これを僕にくれた友人は、別の友人からもらったのだそうだ。その別の友人は何年も前に、さらに別の友人からもらって、何年間も庭で花を咲かせてきたという。その種である。だから、日本国内産の崑崙朝顔ではあるけど、もともとを辿っていけば、シルクロードの天山南路、ホータン辺りに咲いていた花だったかもしれない。めぐりめぐって僕の手のひらに黒い小さな粒が幾粒か乗ったのだった。

ところが、すぐにその時蒔けばいいものを、貰いっぱなしで、すっかり忘れていた。机の隅に小さな種のふくろがあることに気がついたのはお盆すぎ!だった。

遅れてしまった種蒔きだったが、植木鉢にパラパラ蒔いた。3、4日したらいっせいに芽が出て、一寸びっくりした。今年は8月半ばまでは猛暑が続いたが、お盆過ぎからは、急に涼しくなり、秋がすばやく来た感じだった。秋が早いから朝顔の花が咲く前に寒くなってしまうだろうと予想していたけど、それが9月半ばに咲いたのですよ。

最初の日、小さい花が一輪咲いているのを発見。そうか、咲いたか・・・、てなものだったが、それから毎日少しずつ咲き、10月にはいると毎朝十輪以上咲くことが多くなった。そして、10月18日の朝、数えたら16輪の朝顔が咲いていた。

これがその時の写真。

こうして写真でアップにすると、実に立派な堂々たる花に見えるけれど、実物は花の直径5,6センチの小ささ。しかし、深い青紫の花弁に赤紫色の五筋が入る全体のデザインには日本古来の朝顔とは違った趣があり、やはり、崑崙山脈だか、シルクロードだかのエキゾチックをかもし出している。花の真ん中の筒になった奥の方が白いのも、実にしゃれた色合いだと思う。