5月
06
Posted on 06-05-2014
Filed Under (未分類) by toda

最近はゴールデンウイークという言い方をしないらしい。テレビでは「大型連休」といっている。その大型連休の初めのほうの休日に、深大寺に近接した神代植物園へ行った。目的はナシ、天気がよかったから樹のあるところへ・・・というだけのはなしだ。

植物園はフジとボタンの盛りで、たくさんの人が花の写真を撮っている。森の中は明るい緑がきれい。それで写真を1枚。

神代植物園のコナラやクヌギの森 人がいないので深山の森のようだが、こちら側にはぞろぞろ人が歩いている

別の休日、青山のイメージフォーラムでやっているジャック・タチの映画を見に行く。午後4時からの『プレイタイム』を見るべく、3時45分頃行くと、あれれ、人だかりがしている。受付でチケットを買おうとしたら、なんと! 立ち見もすべて満員で札止めですと云われた。

世の中の動きに疎い、とは思っていたけど、映画にも疎くなっていた。ジャック・タチの映画が満席になるのか。ま、イメージフォーラムのこの上映の映画館は椅子が64席しかないけどね。入場を待っているのは若い人が多かった。ネットなんかでは情報が飛び交って人気なのかもしれない、まぁ、『プレイタイム』に限らず、タチの映画はめったに見られないのも確かだけど。

で、再挑戦の気分で5月2日に再び行く。こんどは2時間も前に着いて、整理券をもらい、ぶじに入れた。2日は金曜日で休日ではなかったけど、さすが大型たれ連休、満員だった。

『プレイタイム』はとほうもない映画だった。1967年にジャック・タチが法外な制作費をつぎ込んで作った超大作だが、まったく当たらなかったという。タチは破産に追い込まれたそうだ。映画は全編タチのやりたい放題のシーンが連続して出てきて、面白い。シーンごとに「面白さ」が炸裂する感じで、しかし、ストーリーは重要視されていない。映画の観客は物語を求めるのだから、これが興行的に失敗するのは当然でもある。

ジャック・タチ映画祭のチラシのデザイン

ジャック・タチを世界的な映画監督にした『ぼくの伯父さん』などよりも、ずっとタチ的な作品なのだろうと思う。この上映は「“フランス映画史に燦然と輝く異才”ジャック・タチ映画祭」というもので、ぼくも2回も脚を運んで、苦労した甲斐があったというものだ、そのくらいの値打ちがあった。