7月
05
Posted on 05-07-2012
Filed Under (未分類) by toda

鳥の中ではカラスがおもしろい。カラスの行為はいつまでもあきないで見ていられる。

カラスは漢字で書くと烏だが鴉とも書く。カラス、からす、烏、鴉で、それぞれ違う鳥のような印象だが、どうだろう。ふたつの漢字の謂れは知らないけど、カラスの賢そうでずるそうな複雑な性格(のように見える)を表してはいないか。

少し前の土曜日、朝から家の周りでカラスがしきりに騒ぐ。それも1羽や2羽ではなく、あちこちにたくさん居るような鳴き声なのだ。外に出てみると、電線やテレビアンテナにカラスがいっぱいとまっている。大きなスーパーの前の電線にたくさん居たから、その辺になにかエサになるものがあって狙っていたのかもしれない。それも、単にゴミとか弁当の食べカスとかではなく、動物の死骸か何かがあって、彼らが興奮していたような気がする。人通りが多くて地上に降りる隙がなかったのかもしれない。鳴き声に応えて他の仲間が次々に集まってきたような気配だ。                                                                                          

 これらの写真がその時のものだけど、こういうことが時どきある。1年に1回か2回ぐらいか。だいたいカラスの子育ての時期が多いけど(6月か)今回は理由は分からない。株主総会とか原発反対デモのような気配もある。

僕のうちの周りはカラスが多いのかもしれない。大宮八幡神社の森がねぐらになっていて、善福寺川で水浴びをする奴らをよく見かける。一時、東京都の捕獲作戦が成功して少なくなったようだが、近頃また復活しているようだ。

 カラスがおもしろいのは、観察していると何をしようとしているのか、だいたい分かることだろう。擬人化して見ているのかもしれないが、人間の感覚に通じるような「なにか」がカラスにはたしかにある。

鳴き声なんかもカラスの場合、ことばになっているようにも思える。仲間同士で喋っているとしか思えないような鳴き方をしている。

カラスの姿を写真に撮るのはなかなか難しい。大抵カメラを向けると飛び立ってしまう。カメラを持っていないと直ぐそばまで行っても逃げないのだが。しかし、カラスの群れとなればまた別だ。

昔、北海道に居た頃、ずいぶんカラスを撮ったことがある。根室の原野の外れの牧草地かどこかで、夕暮れ、あたりが暗くなって空だけがかろうじて薄明るいという時間に、カラスの群れがねぐらに帰る前の興奮をさますのか、空一面を覆うように飛び交う。それはこちらも興奮するような被写体だった。